EJBコンテナの構成には、次のプロパティを使用できます。スレッド関連のプロパティの詳細は、http://docs.oracle.com/javase/6/docs/api/java/util/concurrent/ThreadPoolExecutor.html
を参照してください。
thread-core-pool-size
EJBコンテナの共通スレッド・プールに含まれるコア・スレッドの数を指定します。デフォルト値は16
です。
thread-max-pool-size
EJBコンテナの共通スレッド・プールに含まれるスレッドの最大数を指定します。デフォルト値は32
です。
thread-queue-capacity
thread-core-pool-size
を超えるスレッドが実行されている場合に、新しいリクエストを格納するスレッド・プール・キューのサイズを指定します。デフォルト値はInteger.MAX_VALUE
です。
thread-keep-alive-seconds
thread-core-pool-size
を超えたスレッドを終了させるまでの時間(秒数)を指定します。デフォルト値は60
です。
allow-core-thread-timeout
true
に設定すると、コア・スレッドも含むすべてのスレッドが、thread-keep-alive-seconds
の経過後に終了の対象になります。デフォルト値はfalse
です。
prestart-all-core-threads
true
に設定すると、EJBコンテナの共通スレッド・プールに含まれるすべてのコア・スレッドが開始され、使用されるまでアイドル状態で待機します。false
に設定すると、新しいリクエストが到着するまでスレッドは開始されません。デフォルト値はfalse
です。
disable-nonportable-jndi-names
true
に設定すると、EJBモジュールのGlassFish Server固有のJNDI名が無効になります。デフォルトはfalse
です。
EJB 3.1仕様ではEJBのJNDI名が定義されているため、GlassFish Server固有のJNDI名が必要になることはほとんどありません。デフォルトでは、下位互換性のために、GlassFish Server固有のデフォルトJNDI名が自動的に適用されます。